[1回]

まあ、感想というか、島田御大の解説を立ち読みしてきたのですが…、あれは、解説と言って良い…のか？でも、どっかに書いてあった「男性美学的行動の登場人物達」っていうのには大きく同意。そうそう、私もそう言いたかったのよ！
因みに、御大が２０年温めていたというＭＲＩを使ったトリックは是非読んでみたいなぁ、と思った。勿論、御手洗さんで。

なんて考えながら、ふと「桜宮岬の邂逅」の章を読んだ訳ですよ。因みに、ドネはＤＶＤはかなり見返してるんですが、原作の方は全然で、えらい久し振りに読んだんですが…。
そうしたら、高階病院長、「いずれ、時の流れが私を断罪する」とか言ってるじゃないですか？！Ａｉセンターを「新たな桜の苗」とか！だから、ベロスであんなに必死になって守ろうとしてたのか、とか思ったら、おおお～ってなった。
これ、Ａｉセンターが潰れたとき、世良ちゃんに酷いこと言わせるとか、鬼の所業だよ！世良ちゃんももう大人なんだから、許してやってよ！とか、以前言ってたこともころっと忘れて思ってしまいましたよ。なので、この間は決別の話を書いたけど、今度は和解の話を書きたいなぁ。
高階→←世良な両片思い前提で考えると（腐っててすみません）、海外出張から戻った世良ちゃんが、突然現れたイケメン天才外科医に、ジュノ呼ばわりされて、病院長権限で自分の部下にされて、色々悪いこと教えられて、しかも、何か絆されてるっぽい状態なんて見たら、そりゃ、全力で叩き潰すよね。
で、５年とか１０年経って、世の中の流れがどんどん彼の言葉通りになって、でも、もう彼は居なくて、大切な人も居なくて、そう仕向けたのは自分で、手の中には、彼らを潰すことで手に入れた権力と、それが次第に破滅に向かっていく未来だけ――とか思うと！思うと…！！
っていうか、せめて、ベロスかスリジエ読み終わってから書けよ、私…。だから、書き直したり消す羽目になるんだよ。と思うんですけどねー（笑）