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テレビ先生の隠れ家
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プロフィール
HN:
藍河 縹
性別:
女性
自己紹介:
極北市民病院の院長がとにかく好き。
原作・ドラマ問わず、スワンを溺愛。
桜宮サーガは単行本は基本読了済。
連載・短編はかなり怪しい。
眼鏡・白衣・変人は萌えの3種の神器。
雪国在住。大型犬と炭水化物が好き。
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今年のスパコミはしらぐち本をがっつり買い込みつつ、せとかちゃんに遊んでもらって来ました。
ドラバチのロケ地・「BEANS FARM」や霞ヶ関に行ったり、世良ちゃんイメソンカラオケしたり。楽しかったーっ!!!
もっとも、2日目もロケ地ツアー予定立ててたんですが、私があっさりギブした…。10代の体力凄い…。
残り時間、カラオケ屋でだらだらしてた。むしろ、疲れた疲れたってごろごろしてた駄目な大人。
イメソンカラオケは、持ち寄った天ジュノソングが切ないのばっかりで、ラブラブなのないのかよ?!ってなってたり。
ネタ切れて1990年のヒットソング、適当に入れてたら(私は普通に歌えます/笑)「今世良ソングばっかりじゃないですか!」ってツッコまれたり。検証すると、意外と今中先生恰好良く見てる自分が分かって、「うわー、恥ずかしーっ///」ってなったりとか。
あと、せとかちゃんに「明●への扉」の天ジュノイメージラフ画貰って、絶叫しました。まさか、こんなに天ジュノソングだったとは…。ほら、私の世代ってまず「あ●のり」連想しちゃうから(分かる人だけ笑ってください)先入観のない視点って面白いなぁって思った。「少し幅の違う足で一歩ずつ歩こうね」ってとこ好きーvvv可愛い。
「あい●り」繋がりなら、「ス●ーゲイザー」もありかもな。

まあ、そんな楽しいGWも後1日ですが、高世良再会前にちょっと別腹的楽しみを…(笑)
いや、高世良も萌えるんだけど、今世良は脳の違う部分使ってるっていうか、何か変な物質が出っ放しになる厄介なCPなのです。
ひらひらした布が好きなのは私のフェチズムなので、彼シャツは大体のCPでヤッてる気がする。今世良は身長差15センチでお願いします(真顔)
因みに、天ジュノでも展開させようとしたけど、しらぐちとほぼ同じ流れになったので止めました(笑)
あ、18禁ですので、お気をつけて。

拍手[3回]


 がしゃがしゃと派手な音がドアから響く。
 院長サマの御成りである。鍵を開ける必要もない。自分で開けて入ってくる。
 強引に合鍵を持って行ったので、彼は自由にこの部屋に出入りできる。メールや電話で予め連絡をする、という選択肢はないらしい。
「出かけて戻らなかったらどうするんですか?」と聞いたら、「どうせ、外泊する場所なんてないでしょ」と言われた。
 そのうち、本当に外泊してやろうと思いつつ、未だ実行には至っていない。多分、これから先もないだろう。
「今中先生、お風呂借りるよ」
「来るなり、どうしたんですか?……わわっ」
「降られちゃった。びしょびしょだよ、もう」
 ドアを開けた世良は、頭から水を被ったような有様だった。
 髪はぺたりと頬に張り付き、滴りそうなワイシャツは薄っすら素肌を透かしている。直視出来ずに、思わず目を逸らしてしまった。慌ててタオルを用意する。
「後さ、着替えも貸してくれる?」
 今中の渡したタオルで滴る水を拭いながら、世良が言う。今中はガスの元栓を開け、風呂の準備をする。床は後で拭くから取り合えず入ってくれと、バスルームの扉を開けた。
「出しときますけど、サイズが……」
「乾くまで着られれば良いから」
 いつも以上に細く見える世良がバスルームの手前で、にまりと笑って今中を見上げた。
「今中先生、一緒に入る?」
「……っ……?!」
「遠慮しなくて良いよ」
「馬鹿なこと言ってないで、早く入ってください!風邪ひきますよ!!」
 慌てて、その背を押し遣ると、世良のけたけた笑う声がドア越しに聞こえてきた。
 ――全く……。
 そんなことしたら、確実にこの中で事に及んでしまうだろう。
 まあ、世良が此処を訪れたということは、そういう気分だったのだろうから、この後の流れなど推して知るべし、なのだが。考えただけで口の中が乾いてきて、今中はコップに水を入れて飲み干した。
 しかし、極北の春はまだまだ寒い。
 此処までの道中で濡れた世良は、恐らく、相当に冷え切ったことだろう。
 今はゆっくり温まった方が良い。
 ――それにしても……。
 元気な人だなぁ、と今中は、苦笑気味に溜め息を吐いた。
 一回り以上年上だとは、とても思えない。


「はっ、ん……」
 向かい合わせに座り、今中に跨る世良を掻き抱く。まだ乾ききっていない髪が今中の腕に張り付いた。熱い肉壁が収縮して、今中を締め付ける。
「ね……、今中先生」
 小さく身震いしながら、世良が掠れた声を漏らした。
「今日、ずっと大きいんだけどさ。興奮、してるでしょ?」
「なっ……?!」
 熱に浮かされたような表情の下から覗く挑戦的な笑み。
 セックスの真っ最中であっても、この人に対して油断など禁物なのだ。
 内壁に擦り付けるように一回腰を使って見せてから、世良は今中の胸に手を当てて腕を振り解く。
「原因は、これかな?」
 伸ばした指先がシーツを掬い上げる。
 拾って目の前に突きつけられたそれは、良く見たら、今中のワイシャツだった。
「な、何を……」
 世良は意地の悪そうな笑みを浮かべた。
「彼シャツで喜ぶなんて、今中先生も好きだねぇ」
「別に、喜んでなんか……」
 世良は、今中の弁解など何処吹く風で、しゅるりとシャツに腕を通した。
「たまには刺激的なことしないと、倦怠期になっても困るしね」
「倦怠期……」
 現れれば、根こそぎ今中の精を搾り取っていくような人間と、どうしたら倦怠期になどなると言うのだろう。殆んど巻き込まれるように交わるだけで、息も絶え絶えだ。あるとしたら、消耗品として捨てられる方が先じゃないかとすら思う。
「どう?興奮する?」
 言いながら、唇を重ねてくる。
 外表面の体温は低い癖に、舌は驚くほど熱い。
 それは、冷徹な判断力と手腕を兼ね備えた再建請負人の顔と裏腹の、内側に秘められた強い思いに似ている気がする。
 などと思いながら、ちらりと下に目をやったら、血管を透かした白い太腿が半分だけ露出していて、途端に、世良の内側を押し広げていたものが硬度を増したのが分かった。世良が篭もったような吐息を漏らしながら、今中にしがみ付く。それでも、じわりと汗をかいたその表情に微かな笑みを浮かべているのは流石だ。
「……くぅ……。これでも……、喜んでない、とか、言う訳?」
「……すみません……」
 あっさり敗北宣言。
 世良の言う通りだ。バスルームから出てきた世良が、下に何も付けずに出てきたときには、本気でどうしようかと思った。
 この、見えそうで見えない微妙な長さが物凄くそそる。
 くらくらして、「何か穿いてください」と言ったら、「どうせ、直ぐ脱ぐんだから良いじゃない」と言われ、あっさりベッドに誘われてしまったが、素肌の世良を抱いていても、あの裾をひらひらさせた姿が網膜から離れないのだから、好きなのは疑いないようだ。まさか、自分にこんな変態的な趣向があったとは、と思ったら、若干ヘコんだ。
 しかし、べこべことヘコみっぱなしにさせてくれないのが、この上司サマだ。
「今中先生のフェチズムも分かったことだし、どうせだから、この先も好みの展開にしてあげよう。まあ、痛いのとかはちょっと嫌だけど」
「そんなの、良いですよ……」
「幾ら甲斐性がなくても、今中先生も男でしょ。ヤラれっ放しで良い訳?」
「ヤラれてるのは私なんですか?!」
「この状況じゃ、どう見てもそうでしょー。だから、挽回するチャンスをあげるよって言ってるんじゃない」
 男のモノを咥え込んで喜んでるのはどっちですか、と言いたいのを堪える。
 絶対に口では敵わないのは目に見えている。
「じゃあ、このまま、私が上位で……」
「え?正常位?!あれって、結構キツいんだよねー」
「じゃあ、良いです」
 今中は直ぐに意見を引っ込める。
 別に、無理をさせたい訳じゃない。大体、こんな状態で問答しているくらいなら、ヤラれていようが何だろうが構わないから、早いところ射精したい。しかし、世良は納得いかない口調で追求してくる。
「何でまた、それが良い訳?」
「良く見えるじゃないですか、世良先生の全部が」
「……」
 いつもならきちんと考えて話すのだが、色々切羽詰ってきた今中は、さっさと納得して欲しい一心で、本音を漏らす。一瞬しまったと思ったが、止まらなかった。もう良いでしょうと世良を抱き締める。しかし、世良は強張った姿勢で押し黙った。
「世良せん……、うわっ!」
「好きにして良いよ」
 自分も今中に腕を回した世良が、勢いを付けて後方に倒れこんだ。当然、今中も覆いかぶさる形になる。
「これが見たかったんでしょ?」
「ま、まあ……」
 世良は膝の下に腕を入れ、足を開いてそこを見せ付ける。
 ぐちゅりといやらしい音を立てながら、今中を根元まで呑み込む蕾。
 少し腰を動かせば、それに合わせて収縮する様までが鮮明に見える。
「僕としては、とっくに全部見せても良いと思ってたんだけどね」
 身体を丸めて、苦しげな息遣いで世良が言う。
 ――今中先生、一緒に入る?
 そういえば、そんなことを言っていた。大人しく誘われていたら、灯りの下、水を弾く肌を隅々まで見せてくれただろうか?
「彼シャツのチラリズムも、その下の全部も見たいなんて、今中先生ってば、見かけによらず欲張りだよねぇ」
「もう、黙ってください」
「あ、あ……。あぁん……、ああっ!」
 そろそろ我慢が効かなくなった今中が激しく腰を動かすと、世良は素直に嬌声を上げた。負けず嫌いな世良がこんな良い反応をするのは珍しい。今中は嬉しくなり、世良の一番喜ぶところへ向けて打ち付ける。その間も、出入りする様が視覚から今中の興奮を煽る。世良の内側が時折ひくひくと収縮するのが分かる。
 甘く名を呼ぶ声、抽送の度に卑猥に響く水音、絡みつく熱、「全部見て」という言葉――それらが今中の意識を塗りつぶしていく。
 その瞬間を求めて一際深く最奥を抉ると、弾ける意識の向こう側で、世良が甲高い声で啼いたのが聞こえた。


 快感の波が収まるまで荒い呼吸を繰り返し、今中は世良の脇にぐったりと脱力した。
 世良がもぞもぞと動いて、今中に腕を回す。
「世良先生……」
 欲から解放されると、愛しさが湧いてくる。
 今中はそっと、その頬に触れて撫でた。
「何か、思ったより良かったかもね」
 くすくす笑い声を立てる世良の言葉が最上級の褒め言葉だと知っているから、今中はありがたく受け取って、その頬に口付ける。
「じゃあ、次はどうしようか。たまにはバックとかやってみる?」
 役割を終えて満足したそこを、世良の手が撫でた。
「ちょっ……、今、これから?!」
「勿論。僕の全部がこの程度だと思ってもらっちゃ困るよ」
 世良はしれっと言い放つ。
「少しは年相応に枯れてくださいよ……!」
 今中は殆んど悲鳴に近い声を上げた。散々焦らされた挙句に、最中に何やかんやと喋らされ、激しく交わって、漸く済んだかと思いきや……。本当に一回り以上も年上なのかと疑わしくなる。
「枯れて良い訳?此処はまだ今中先生を欲しがってるけど」
 軽く持ち上げた腰の下、ふわりとした裾を軽く払って世良が蕩けた視線を向けてくる。そこから一瞬見えたものに視線が釘付けになってしまう。
 ――駄目だ……。
 しかも、こんなことまで言われたら、少々厳しくても頑張らざるを得ない。
「消耗し尽くしても、捨てないで下さいよ」
 せめてもの懇願を囁くと、きょとんと此方を見た世良の薄く開いた唇に吸い寄せられるように口付けた。


自在に放出する色気の量を調節する猛獣使い(笑)ですが、相当にベタ惚れです。
年下の恋人をメンタル面で振り回しながら、実は手綱ぎゅうって握って離す気ゼロだったら可愛いvvv
とかほざいてる私が一番重症…。もう、誰なんだよ、この二人…(汗)
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