テレビ先生の隠れ家
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プロフィール
HN:
藍河 縹
性別:
女性
自己紹介:
極北市民病院の院長がとにかく好き。
原作・ドラマ問わず、スワンを溺愛。
桜宮サーガは単行本は基本読了済。
連載・短編はかなり怪しい。
眼鏡・白衣・変人は萌えの3種の神器。
雪国在住。大型犬と炭水化物が好き。
原作・ドラマ問わず、スワンを溺愛。
桜宮サーガは単行本は基本読了済。
連載・短編はかなり怪しい。
眼鏡・白衣・変人は萌えの3種の神器。
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軽度の金属アレルギー持ちのため、普段、アクセサリーはピアスくらいしかしない派なのですが、桜と雪のピアスだけは無条件で買ってしまう。お陰で、微妙にデザインの似た、夏使えないようなピアスばっかり増えていくんですが(使うけど!)、黒い雪の結晶型ピアスを見つけたときには本当に吃驚した。ゴス流行の影響もあるかもだけど、一般的には黒い雪って汚染的なイメージしかなくないか?私は、某ゲームで召喚された細菌が雪みたいに降ってるのを思い出すよ。まあ、実際見ると可愛いですけどね。
そんな訳で、このくらいの時期は、ネージュ・ノワールを求めて、小物屋をうろつくのでした。
しかし、季節グッズは並ぶの早いよね。年明けたくらいにはもう、桜グッズだもんな。
美和ちゃんと新居アイテム買いに来た院長が、店内中ピンクな桜ラインナップ見て、「何で、こんな猛吹雪の中、桜一色なんだよ?!」ってなってると良い。桜避けてる院長可愛い。美和ちゃんと、荷物持ちに付き合わされた今中先生(安定の扱い)によしよしされると良いよ。
そして、先日、ぼそっと言ってた、世良ちゃんと某様のクロスオーバーをこそっと上げますよ。完全な俺得ですよ。91年って、契約社員なんて全然一般的じゃないよね、とか言っちゃ駄目。
クロスオーバーが駄目な方はスルーでお願いします。ていうか、此処まで書いて、某様もないか。
鬼徹です。8割の方がハマってるであろうあの二人じゃなくて、地獄主従が大好きです。身内に軒並み、「えwww可笑しいんだけどwww」とか言われるけど、この長い腐歴を持ってしても、一度たりとも、ケンカップルにハマったことがないので、仕方ないかなと思ってる。ますます、誰得だね…。
そんな訳で、このくらいの時期は、ネージュ・ノワールを求めて、小物屋をうろつくのでした。
しかし、季節グッズは並ぶの早いよね。年明けたくらいにはもう、桜グッズだもんな。
美和ちゃんと新居アイテム買いに来た院長が、店内中ピンクな桜ラインナップ見て、「何で、こんな猛吹雪の中、桜一色なんだよ?!」ってなってると良い。桜避けてる院長可愛い。美和ちゃんと、荷物持ちに付き合わされた今中先生(安定の扱い)によしよしされると良いよ。
そして、先日、ぼそっと言ってた、世良ちゃんと某様のクロスオーバーをこそっと上げますよ。完全な俺得ですよ。91年って、契約社員なんて全然一般的じゃないよね、とか言っちゃ駄目。
クロスオーバーが駄目な方はスルーでお願いします。ていうか、此処まで書いて、某様もないか。
鬼徹です。8割の方がハマってるであろうあの二人じゃなくて、地獄主従が大好きです。身内に軒並み、「えwww可笑しいんだけどwww」とか言われるけど、この長い腐歴を持ってしても、一度たりとも、ケンカップルにハマったことがないので、仕方ないかなと思ってる。ますます、誰得だね…。
「何だよ、これ?徹夜でもしろって……?!」
書庫に山積みになっているカルテを見た世良は悲鳴を上げた。
この中から特定の患者のものを探し出すなんて、人間技とは思えない。
如何な国立大といえど、2、30年遡ればこの有様だ。長く勤務した事務員が独自ルールで管理していたというカルテは、彼女が退職すると同時に放置された。
いつかは整理しなければならないと言われながらも、バブル期の売り手市場の人手不足もあって、必要なものだけ見つけて引っ張り出すという乱暴な方法でお茶を濁すばかりになっている。事情を知る教授ならば、「お蔵入り」という隠語で事情を察し、何とか触らなくて済むように取り計らうのが常になっているほどだ。
しかし、生憎、世良の上司は、必要なものに対してそのような妥協をする人間ではない。明日までという無情な期限まで付けて、探せという命令を下した。世良が必死に事情を説明したが、「だったら、佐伯教授に手伝いを寄越すように頼もう」という譲歩を引き出すことしか出来なかった。これで徹夜で探し出したところで、気紛れなあの人のことだ、ころっと気が変わって、全く違う資料が欲しいと言い始める予感すらあった。
だからといって命令を無視するなど出来ない世良が、一番手前の段ボールを開けたとき、ノックの音が聞こえた。
「佐伯教授から手伝うように指示がありました。加々知と言います」
現れたのは、件の外科医と見紛うほどの真っ黒なスーツを着た男だった。背丈も、彼と同じくらいあるだろうか。
「あの……、見ない顔ですけど、外科の先生じゃないですよね?」
思わず聞いてしまったのは、彼の全身から発される雰囲気に、歴戦の外科医に似た凄みを感じたからだ。顔立ちは整っている方だと思うのだが、とにかく人相が凶悪で眼光が鋭い。
不本意ながらも医局長の肩書きを持つ世良は、同年代の一般職のスタッフからはほぼ敬語で話しかけられるが、そんなことも忘れて自分が丁寧語で聞いてしまったほどだ。
「いいえ。事務の契約社員です」
やはり、愛想笑いの一つもなく返事が戻って来た。
「それに、どちらかといえば、真逆の職種だと思いますが」
などと一人語ちる声が聞こえ、咄嗟に「その筋の人?」という疑問が浮かんだが、流石の世良もそれは口に出せなかった。
それに、時間がないのも確かだ。
この山の中から数人分のカルテを探すことを伝えると、加々知と名乗った男は素早く作業に取り掛かった。大丈夫なのかと思ったが、いざ始めてみると、悪筆も多く、膨大な症状が綴られているカルテを、彼は凄まじい速度で目を通していった。その手慣れた様子に、やっぱり事務処理のプロなんだな、人は見掛けに寄らないものだな、と思った矢先、彼が顔を上げた。
「世良先生、探している患者の病名は分かりますか?」
手を止めて彼の仕事振りに見入っていた気まずさから、慌てて、指示を受けていた心臓病の特殊症例を答えると、彼はいきなり積み上げられた段ボールの一番下をひっくり返し、中から数枚のカルテを取り出して世良に渡した。
「これ……?」
見ると、確かに、全て探していた症例のものだった。
「病名で五十音順に並んでいます」
茫然とする世良に、彼はあっさり答える。
「選りにも選って、病名で?!」
しかし、それで駄目だという決まりはないのだから、結局は、氏名の五十音にしろとはっきり指示していなかったり、事情もあったのだろうが、情報の共有なり引継ぎなりをしなかった病院側に責任がある。
「その病名は、別な表記をしているものもありますか?」
「ああ……。先生によっては、ドイツ語とか、英語の頭文字を使っていることもあるから……」
各々の病名を答えると、あっという間に世良の手の中に十数枚のカルテが揃った。徹夜作業まで覚悟したのに、まだ彼が此処に来て15分と経っていなかった。
「加々知君だっけ?君、凄いな。カルテを見るのも滅茶苦茶速かったし」
「記録課の速記文字は見慣れていますし、現世での行いの記録に比べれば、病気の表記くらいなんということはありません」
「は……?」
「いえ、私は医療知識がないので、病名をただの単語と認識しました。その違いでしょう」
世良の感嘆にも、冷静そのものの分析が返って来た。
「にしても、良かったよ。天城先生の無茶振りがこんなに早く片付くなんて!いつもいつも、我が儘ばっかり言って、俺はその度に貧乏籤引かされて……」
「そのことなんですが」
思わず零した世良に、男は、不要なカルテを元の場所に戻しながら言う。
「そんなに嫌なら、腹部外科に戻れば良いだけの話でしょう。そうすれば、スリジエセンターの話はご破算なり、天城先生もモンテカルロへ戻って、全てが丸く収まるでしょうに」
「また、随分と詳しいんだな」
「浄玻璃鏡で見……、いえ、医局で噂になっていたもので」
契約社員に知られるほど広まっているのか、と思ったが、1年もこんな状態が続けば、最早これくらいでは驚かない。
「……元を辿れば、天城先生がスリジエを創ることになったのって、俺の言葉が原因なんだ」
一瞬、男の表情に動揺が走った気がしたが、良く見れば、眉さえぴくりとも動いていない。気の所為だったのだろう。
「それに、あの人、仕事中にいきなり何処かに行ったり、大事な会議をサボったり、言い出したら聞かなくて面倒くさかったりするけど、患者に対しては何処までも真っ直ぐで、手術には本当に真摯なんだ。だから、あの人の創る理想の医療はきっと、そんなに悪いものじゃないんじゃないかなって思ってるんだ――それが、俺が今此処に居る理由かな?」
思いの外、するりと言葉が出た。もしかしたら、世良自身が一番、誰かにその言葉を伝えたかったのかも知れない。誰も面と向かって聞かなかっただけで。
「成程。その気持ちであれば、少しは分かるような気はしますね。では、失礼します」
来たときのように、するりと彼は書庫を出て行った。
そして、その後、二度と世良が、加々知と名乗る事務員と会うことはなかった――
「貴方は亡者……いえ、天国の住人ですか。こんなところで何をしているのです?」
寒風吹き荒ぶ孤島で、いきなり後方から響いてきた地を這うような低音に、天城は振り返った。
「おや、私をエスコートしてくれるのかな?」
驚きもせずに笑う天城に、話しかけた男は凶悪な表情を向けた。
「私は現世の視察に来ただけで、そんなつもりはありませんが、見付けた以上は放っておく訳にはいきません。天城雪彦さん、ご同行願います」
「私の名前も知っている訳か。一体、何者だ?」
「患者の全財産の半分を賭けるルーレットで手術の可否を決めていたなどというライトノベルか青年漫画の主人公のような属性持ちの外科医なんて、そうそう忘れません――申し送れました、私は閻魔大王第一補佐官・鬼灯と申します」
そう言いながら、被っていたキャスケットを取ってみせる。その下から現れた角と尖った耳に、天城は大きく頷いた。
「思い出した。あの大きな……、閻魔大王の隣に居たな。それにしても、もし死後の世界などというものがあるなら、私はどちらかといえば、キリスト教圏の世界に行くとばかり思っていたんだがな」
死後の裁判を思い出しているのか、首を傾げる天城に、鬼灯は頷いた。
「通常ならEUの管理下だったでしょうが、貴方の魂はこちらの国にありましたので」
「そうだな。そうでなくては困る。こうしてジュノに会うことも出来なかっただろうしな」
会って来たのか、と鬼灯は若き日の青年を思い返した。
「それは日本に居たとしてもルール違反です。そもそも、どうやって現世に来たのですか?」
「握らせるものさえあれば大概のことが可能になる、というのは何処の世界でも同じだな」
「今の発言は増刑の対象になりますよ」
睨みを効かせて言う鬼灯にも、天城は小さく肩をすくめただけだった。
「それは困るな。私はまだ当分、天国に居たいんだ」
「とはいえ、既に判決の出た者、しかも、天国の住人を再び裁判に戻すのは時間と手間の無駄になります。特別に不問にしますが、こんなことは二度とないようにしてください」
「ああ、分かった。ジュノはもう大丈夫だろうからな」
一体、そこまでの何を伝えたというのだろう?けれど、それを確信しているように天城の表情は穏やかだった。
「余計なことを言うようですが、早く転生されたら如何ですか?貴方ほどの人物であれば、次の生でも多くのことを成し遂げるでしょう」
「勿論、転生はする。もう数十年待ったら、な」
その視線が、木々に遮られた先に向かっていて、鬼灯は、そこに居る存在に対する深い想いを感じた。
「転生の行く末はランダムですよ」
口幅ったいと思ったが、それが事実だ。
「どんなに離れていても、必ず会うさ。幾度生まれ変わっても、ジュノだけが私の右腕だ」
清々しいほどに言い切るこの男には、如何な鬼神であっても、そうなるのではないかと思わせるだけの力があるようだ。こういう人物は、稀に人間界に現れる。
「……では、戻りましょうか」
「そういえば、もう視察は良いのか?」
「ええ。此処数年、現世で、医療崩壊に伴う過誤や殺人が起こっているようなので、参考になればと思ってきたのですが」
ずっと現状を把握しなくてはと思ってはいたのだが、忙しさにかまけて随分と遅くなってしまった。そして、かつて一度だけ会った彼の行く末も気になっていた。
「こんな北の島に?」
「彼とはちょっとした縁があったのですが。もう十分です――何ですか?」
目に見えて柔らかい表情になった彼に尋ねると、思いもかけない返答があった。
「鬼も笑うんだな、と思ってね」
鬼灯は絶句する。この男は曲者だ、と感じた。
「……貴方が、何十年も先の話をするからですよ」
来年のことを言うと何とやら、という諺を引き合いに出すと、彼は少しばかり顔を歪めた。
「何十年か。全く、ジュノの居ない日々は退屈で仕方ない」
「人の生など泡沫の夢のようなものです。あっという間ですよ」
「分かっている。そのときまで大人しく待つとしようか」
苦笑する男を誘い、鬼灯は歩き始めた。
あんまり、桜宮以外は語ったことないのですが、今日くらいは良いですかね?分からない方はスルーでお願いします。
閻灯が好きです。うちの地元って、本当にアニメ不作県で、テレ東系列は放送してない上に、最近まで深夜枠も放映しなかったような場所なんですが、叔父からデジタルTVを貰ったので、これでBSが見られると凄く軽い気持ちで、TV誌で紹介見て面白そうだったアニ灯見たんですよ。2話まで見て、速攻、原作全巻買ったんですよ…。こんなにハマるなんて…。
閻+灯は、擬似親子的なのが好きって方は多いのですが、私、上司部下CPが大好きなんです!!!桜宮に来る前は、DグレでコムリバってCPを5年半やってまして、「うわーん。もう、無理だよ。疲れたよー」「ふざけんな。仕事しろ、阿呆上司!」「リーバー君の鬼ー」ってやってました。デジャビュ(笑)
鬼灯様が「地獄の影の支配者で居たい」って言いながら「誠心誠意お使えしようと思ってる」とか可愛過ぎるし、名前とか居場所とか生きる意味とか愛情とか全部貰ったとことか、行き過ぎた愛情表現みたいな暴力も深過ぎる想いも全部理解して受け止めてくれる大王とか大好きです。鬼嫁萌え。
冒頭にも書いたように、閻灯って言う度に友達に虐められてるんですが、マイナーCPを笑う奴は受鋒苦処に落ちろと思ってる。まあ、その前に、補佐官様にあーんなことしたりこーんなことしたりしてる時点で、私が衆合地獄に落ちそうだがな。好きCPが目の前をちらちらしながら一向に与えられず飢えまくるのね…。あれ、それ、現世と余り変わらなくね?
獄卒が入ると絶対CPにされるから、「あそこの部署は二人以上で入っちゃいけない」とか言われるのね。何か、猿の檻みたい(猿は、飼育員が二人以上で入ると、その優劣を見極めて下と見做した人間の言うことを聞かなくなる)受と見做されることを恐れる獄卒…。「鬼灯様、閻魔の犬は夜は愛玩犬になるんでしょー」とか叫んだら、頭吹っ飛ばされそうですね。てか、脱線し過ぎ。いや、語るの楽しいよ。語る場所ないんだもん。
因みに、ハマった瞬間、今度はジジイかよ?!って思って、これは原作・白鳥さん以上にキツそうだなって閻灯で支部検索したら、天ジュノより数あったので、茫然としたね。メジャージャンル凄い!
実は書きたいネタもひっそりあるんですが、「あっちには仲間が居ます。でも、こっちは世良先生一人だから、私が支えます!」みたいな今中イズムが体内に染み付いててだな…。
閻灯って、誰よりも慕う人が創った世界で、その人の一番近くで支えることが出来てる二人なので、設定の時点で、ハッピーエンドになったスリジエイメージなんですよね。そこから、極ラプ3周年SSの、スリジエの出来た世界で花守になってる世良ちゃんになりました。鬼灯様みたいにあちこち飛び回ってる感じで。逆バージョンで、地獄が完成する前に大王を亡くして(魂の消失的な意味で)、何とか統治者になるも、恐怖政治の世界になって、「貴方さえ居れば…」みたいになる鬼灯様考えたんですが、自分のメンタルがキツそうだったんで止めました。何で、ハピエン世界で悲劇考えるの?!腐女子の業深過ぎ。怖い…。
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