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テレビ先生の隠れ家
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プロフィール
HN:
藍河 縹
性別:
女性
自己紹介:
極北市民病院の院長がとにかく好き。
原作・ドラマ問わず、スワンを溺愛。
桜宮サーガは単行本は基本読了済。
連載・短編はかなり怪しい。
眼鏡・白衣・変人は萌えの3種の神器。
雪国在住。大型犬と炭水化物が好き。
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真面目な話をずっと書いてたら、エロが書きたくなりまして。で、考えてたのが益世良ってどうなん?エロと言いつつ、18禁まではいきませんでしたん。

拍手[2回]



「お疲れ様です、世良先生」
 ノックと同時にドアを開けると、ソファでパソコンを打っていた世良が驚いた顔で此方を見た。
 その表情には満足したが、「益村市長。どうしたんですか、急に?」と直ぐに何事もなかったように作業に戻ったのにむっとする。
「帰ろうとしたら、この部屋に灯りが点いているのが見えたので」
 すたすたと部屋の中に入り、後ろから腕を回して、頬に触れた。
「市長、悪戯は程ほどにして下さい」
 逆の手を白衣の内側に滑り込ませ、シャツの上から胸元を弄る。
「悪戯をさせているのは貴方の方ですよ、世良先生」
「……っ……」
 服の上からでも分かるその部分を指先で少し強めに撫でると、鼻から小さい声と共に軽い吐息が漏れた。それは、もっともっと聞きたくなるような甘い響きだった。
「……貴方は市長でしょう。他人に操られてどうするんですか。貴方は、堂々と立っていれば良いんです」
 微かに開いた、いやらしい口を上向かせてキスをしようとしたら、彼が手の平で顎を押し返しながら言った。
 驚いて顔を覗き込もうとしたが、背けられてしまって見えなかった。
「その言葉、此れまで何度口にしたんですか?」
 動揺しているのを知られたくなくて、慌てて言う。胸元の手を腰へと滑らせたのも、余裕ではなく必死にやっただけだった。
「初めてですよ」
「え……?」
 流石に、動きを止めた。嘘、でしょう……?誘い上手で、相手に不自由したこともまず無さそうな色気の塊の癖に――
「貴方が、初めてです」
 そんな言葉が、甘ったるい告白以上に胸を突き抜ける。漉くっても漉くっても掻き出せない泥。この町を食い物にした連中は許せないと息巻いておきながら、そんな奴ら以上に力なんて持っていなかった若造。
 ほんの数ヶ月前に市議会での証人喚問の噂すら流れた男は見事に、市政の最高権力者である自分を虜にして、身体も市政も、精神すら自分無しでは居られないように縛り付けた。
「世良先生……!」
「あっ……、んん……」
 此処が院長室だと分かってはいたが、内側の感情が欲望を突き動かした。衝動のままに、シャツを捲くり上げ、露わになった突起に舌を這わせる。微かに色付いた肌の震えが伝わってきた。
 ――言いたかった人は、初めてではないですよね?
 内側に広がっていくのは嫉妬、だ。誰にでも簡単に身体を許す癖に、その心の奥の柔らかく温かい部分だけは頑なに、誰かに捧げたまま――
「私が立っている限り、貴方はたった一人になっても、私の味方で居てくれますね?」
「勿論ですよ、益村市長」
 今度はちゃんと窺えた視線は、合うことなく、何処か遠くに注がれた。


挿入までいきたかったのに、乳首攻めで終わってしまった……。今世良で本番続けたい。
年下上司って初めてだけど、これはこれで良いなぁって思う。がっついてはくるけど、求める気持ちを素直に伝えられずに変に気張ってしまう感じ。プライドもあって、過去が気になってる癖に寛容な振りしてたり。
今中先生(部下)が優しさから過去を容認するのとは逆な感じですな。いや、上司とか部下ってより、個人の性格の問題か、これは。
てか、上司と部下ってホント、無限の可能性を感じる。ちょっと前まで殆んど自覚なかったけど、私、この関係性大好きなんですな。同じものを目指せるってのが好きなのかもなぁ。あと、四六時中一緒。そして、基本片方の立場が強い。部下が敬語なのも良いよねー。こんなこと書いてるだけで、何かもうニヨニヨしてしまうくらい、上司と部下大好きvvv)
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